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TPP参加抑止力に

 野田新内閣で鹿野農相が再任されたことに対し、政府や民主党からは歓迎の声があがりました。

 東日本大震災からの復興や東京電力福島第1原発事故の対策が正念場を迎える中、鹿野農相の安定感がある手腕への期待です。

  鹿野農相は、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加について、一環して慎重な姿勢を示してきた。
 「TPP参加への抑止力になる」との見方もあります。

# by nanohanablog | 2011-09-05 16:59

セシウム稲わら 野外保管法通知

農水省は27日までに、放射性セシウム量が1キロ当たり8000ベクレルを超える稲わらの一時的な保管方法を示しました。

農家の敷地内など野外で保管する際は、農家や近隣住民の安全のため、稲わらを土で覆うなどして周辺の放射線量を下げるよう求めました。

同時に融資鉄線や立ち入り禁止の看板を設けて人が立ち入らない様にします。

# by nanohanablog | 2011-08-29 15:25

肉牛きょう出荷再開

宮城県は、政府が出荷制限を一部解除した県産肉牛の出荷を23日から再開し、当面は最大で1日約100頭を出荷します。
放射性物質検査を経て、26日には市場での取引を始めます。検査で問題がなかった肉には「検査結果通知書」を添付し、安全性をアピールします。
県によると、23日には100頭を出荷します。

国の暫定許容値を超える放射性セシウムを含む稲わらを与えていない農家100戸が、1戸1頭ずつを県内2カ所の食肉処理場に搬入します。
と畜後、24,25日に1頭当たり1キロの肉の放射性物質検査を行い、26日に仙台市中央卸市場食肉市場と県食肉流通公社(登米市)で取り引きが再開します。

出荷制限前には1日平均165頭の出荷がありましたが、検査の都合上、当面は同100頭ほどにとどまる見通しです。
検査結果証明書には、放射性セシウムの暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下回ったことを記します。

同県の村井嘉浩知事は22日の記者会見で「一頭一頭精密検査をして安全証明書を付ける(流通する県産牛肉は)間違いなく安全だ」と語りました。
同知事は、26日の仙台市中央卸売市場食肉市場でのせりに出席し安全性をアピールする予定です。

# by nanohanablog | 2011-08-23 13:00

東京電力37億円仮払いへ

東京電力福島第1原子力発電所事故による、農畜産物の「風評被害」の損害賠償請求に対し、東電が17日に仮払いを行う方針であることが分かりました。

茨城、栃木、群馬、千葉の各県の東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会に、合計約37億2500万円を支払います。風評被害で県協議会に仮払いをするのは、これが2度目となります。

多くの生産者が資金繰りに苦しんでおり、各県協議会は東電から仮払い金が入り次第、生産者への送金を進めます。

また、仮払総額は、請求総額と依然大きな開きがあるため、引き続き早急な全額支払いを求める方針です。

# by nanohanablog | 2011-08-17 16:52

牛肉需要伸び悩み

東京都中央卸売市場食肉市場の9日の牛枝肉相場は、中位等級が需要減で下げました。

福島、宮城、岩手、栃木産の出荷停止で流通量が少ないことや、月遅れ盆の需要期待から先週前半は全体的に高値傾向でしたが、仲卸業者の冷蔵庫に在庫が多く引き合いが弱まりました。

肉牛需要の低迷と肉質の不十分さが相場を一段と押し下げた格好です。

食卓に並ぶ手ごろな価格の和牛去勢A3等級は、1キロ当たり1085円と前日比191円安で、前年比では3割安となりました。

1100円を切るのは、高濃度の放射性セシウムを含んだ稲わらが広範囲に流通している事が判明して、枝肉が急落した翌日の7月20日以来の低水準です。

# by nanohanablog | 2011-08-11 16:09